2018年2018年12月8日(金)の『歴史秘話ヒストリア』で伊達邦成の北海道開拓史について放送!
いきつけの美容院の美容師さんが北海道出身ということで、つい数日前も北海道の話をしていました。
その方の苗字がちょっと変わった苗字なのですが、北海道のその地域では結構多い名前なのだとか。
その方から北海道の地元話について色々と聞いていると、本州とは色々違うところが多いのだと、とても興味深く感じられます。
今回、NHKの『歴史秘話ヒストリア』で北海道開拓者である伊達邦成が取り上げられることで、伊達邦成の家族について、そして子孫は今まだ残っているのか、どこで何をしているのか、調べてまとめてみることにしました。
伊達邦成の家族構成
伊達邦成が生まれたのは1841年の天保12年。
天保とは、江戸時代ですね。
亡くなったのが1904年の明治37年。
江戸から明治にかけて生きたことを考えると、どれほどの激動の時代に生きていたのかと、感慨深いです。
伊達邦成の人生については、番組や他のサイトでも詳しく知ることができますので、この記事では伊達邦成の家族に焦点を絞ることにします。
父は、仙台藩一門第八席・岩出山伊達氏第9代当主の伊達義監(だて よしあき)ですが、伊達邦成が19歳の時に仙台藩一門第二席・亘理伊達氏第13代当主であった伊達邦実の家に婿養子入りします。
伊達邦実には六男二女の計8人もの子どもがいたのですが、一人(娘豊子)を除いてみな亡くなってしまったため、跡取りとして伊達邦成を婿養子として迎え入れたそうです。
従って、伊達邦成の妻は伊達邦実の子である、伊達豊子でした。
二人は二男三女をもうけます。
基(もとい)・・・ 第15代当主、石川昌と結婚
成子・・・佐竹義準と結婚
亀久子・・・亘理胤正と結婚
成保
祐子・・・石川光輝の妻と結婚
続いて、伊達邦成の子孫は今も残っているのか、いるのであれば現在どこで何をしているのかについて、ご紹介します。
伊達邦成の子孫は今どこで何を?
伊達邦成の子孫は現在もいらっしゃるようです。
一般人のため、公表されている人は少ないようですが、例えばお一人、北海道伊達市にある伊達市開拓記念館にお勤めの伊達元成(だて もとしげ)さんは、伊達邦成の直系の子孫だそうです。
元成さんで20代目になるそうです。
また、元成さんの言葉を引用すると
「亘理から伊達に移ってきた時は
伊達家だけが移ったんじゃないんです。
伊達家とその家臣と家族と町の人全員…
2600人以上が一気に町ごと
北海道の伊達市に移住してきたんです」引用:http://www4.hbc.jp/agri_report/mView.php?number=9015&page=1
こうして改めて見てみると、2600人以上が一気に町ごと移住して行ったというのは、とてつもないことだったというのが感じられますね。
また、伊達邦成の直系の子孫の方が、伊達市開拓記念館の学芸員をされているというのも、歴史が受け継がれていることが感じられる、嬉しいお話ですね。
伊達邦成に関連した、興味深い動画をみつけましたので、ご紹介しておきます。
伊達開拓物語
伊達邦成物語
そして北海道と言えば、名作ドラマ『北の国から』が思い浮かびますね。
主演の田中邦衛さんのご家族に対する想いや人気の作品について、こちらの記事にまとめてありますので、興味のある方はそちらも是非ご覧ください。
まとめ
NHKの『歴史秘話ヒストリア』で伊達邦成の北海道開拓史が取り上げられるということで、伊達邦成の家族について、そして現在も子孫が残っていらっしゃるかについて調べてまとめてみました。
直系の子孫がまだ残っていらっしゃるのは、何とも感慨深いものですね。