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北朝鮮の人口(2017まで)の推移は?2018年の都市別人口密度や人口数,韓国と比較!

[char no="5" char="シロクマ"]こんにちは、シロクマです。
みなさんは、北朝鮮の人はどのくらいいるのかご存知ですか?[/char]

何かと謎に包まれている北朝鮮ですが、北朝鮮の人口については、いろいろと興味深いエピソードがあります。

北朝鮮の人口は減少しているのでしょうか、それとも増加しているのでしょうか?

今回は北朝鮮の2017年までの人口推移やこれからの人口推移予測2018年人口密度人口ピラミッド、その他、都市ごと人口数などを韓国や日本など他の国々と比較しながらご紹介してみたいと思います。

 

また、北朝鮮の人口にまつわる、ちょっとした裏話もご紹介します。

 

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北朝鮮の2017年までの人口推移

北朝鮮の人口統計は正しいの?

「北朝鮮の統計って、どこまで信じていいのやら・・・」と思っている人も少なくないかも知れません。

 

確かに、北朝鮮の人口統計については、どこまで正確に実態を表しているものなのか、難しいところがあるようです。

その理由には、主に2つのことが関係しています。

  1. 北朝鮮の公式な発表が信頼性のあるものかどうか疑わしい
  2. 国際機関によって正式な調査が行われたことがあるものの、その回数はこれまでにたったの2回となっている

 

まず、 1980年代終わりまで、北朝鮮は人口について公式には発表していませんでした。

1989年になって初めて、北朝鮮は自国の人口統計に関する資料を国連に提出しています。

 

また、国際機関の専門家が北朝鮮の人口調査を行ったのが、これまでに1993年と2008年のたったの2回となっています。

そのため、韓国統一庁によると、それらの2回の年以外の人口統計については、すべて過去2回の調査をベースにして算出された、推測の数値となっているとのことです。

 

[char no="5" char="シロクマ"]国際機関による北朝鮮の正式な人口調査はたった2回、それも最後は2008年とずいぶん前なんですね。

そんな昔の調査からどうやって現在の人口を推測できるのか、ちょっと気になりますね。[/char]

北朝鮮の人口の算出方法

上で触れたように、北朝鮮の現在の人口については推測されたものとなっています。

それは、コーホート法と呼ばれる方法で算出された数値となっています。

 

では、どうやって昔のデータから現在の人口を算出し、予測できるのでしょうか。

 

こちらの表を見てください。

こちらには、北朝鮮の人口が実際にどのように算出されているのか、その詳しい流れがフローチャートになっています。

north-korea population cohort component method   [参照:韓国統計庁 /こちらの図は、韓国統計庁の資料を当サイトで韓国語から日本語に直したものとなっています]

 

では、北朝鮮の人口推移を見てみましょう。

 

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北朝鮮の人口は増加の一途

下の表を見ていただくとわかりますが、1955年から2017年辺りまでの人口を見てみると、ずっと増加しています。

north-korea population changes[引用:世界のピラミッド]

 

北朝鮮の2017年の人口

上のグラフの右上に、25,405,296と書かれていますが、これは2017年の人口を表しています。

アメリカの非営利団体、Population Reference Bureau (PRP) の発表でも、2017年の統計では北朝鮮の人口は2,550万人だと推算されていますので、大体その辺りのようです。

厳しい社会体制や経済制裁が続いていても、人口は減少するどころか、むしろ増加し続けているのですね。

 

ちなみに、同じくPRPの調査では、韓国の2017年の総人口は5,140万人となっています。

つまり、北朝鮮の人口は韓国の半分ちょっとということになりますね。

 

同調査では、日本の2017年の人口は1億2,670万人でした。

 

北朝鮮の人口は、年代別ではどの年代が多いのでしょうか?

北朝鮮の人口ピラミッドを見てみましょう。

 

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北朝鮮の人口ピラミッド

一番多い年齢層は?

こちらは、2017年の北朝鮮の人口のうち、男女それぞれの年齢がどのくらいいるのかを表した人口ピラミッドの図になります。

north-korea population pyramid 2017

   [引用:世界のピラミッド]

 

こうして見てみると、男女ともに45歳~49歳が一番多いことがわかりますね。

北朝鮮は高齢化社会

まず、高齢化社会とは何を指すかというと

一般的には、高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)によって以下のように分類される。

高齢化社会 高齢化率 7 - 14%
高齢社会     同 14 - 21%
超高齢社会 同21% -

引用:Wikipedia/高齢化社会

 

北朝鮮の場合、人口2,550万人の中で 65歳以上の人口が全体の 10%を占めています。

そのため、北朝鮮は高齢化社会となっています。

 

ちなみに、日本は2016年に高齢化率が26.7%となっており、超高齢社会となっています。

 

そんな北朝鮮ですが、今後の人口はどのように変わっていくと予測されているのでしょうか?

 

今後の人口推移予測

Population Reference Bureauの予測によると、2050年まで、北朝鮮と韓国は対照的な人口推移をするだろうとのことです。

北朝鮮は今よりも130万人増加すると予測されています。

それに対し、韓国は今よりも220万人減少すると予測されています。

 

ただ、北朝鮮も増加の一途をたどるわけではないようで、出生率の減少による少子化や経済事情、そして家族に関する価値観の変化などにより、2030年頃からは人口増加の速度は落ちて行くようになると見られているようです。

 

 

上でご紹介した人口推移のグラフを見てみると、やはり、北朝鮮の人口増加は2030年~2050年をピークに、その後は減少するだろうことが見てとれますね。

 

続いて、北朝鮮の人口密度はどのようになっているのか、見てみましょう。

 

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北朝鮮の人口密度

まず、人口密度とは、1平方キロメートル(km2)の面積に人口がどれくらいいるかを表すために使われる数値です。

大抵、人口を面積で割って算出されます。

 

つまり、数値が低ければ低いほど1平方キロメートルの中にいる人が少ないことを表しており、逆に数値が高ければ高いほど、人が密集していることになります。

 

まず、2018年の北朝鮮、韓国、日本の人口密度を比べてみましょう。

  • 北朝鮮:213/km2
  • 韓国:    526/km2
  • 日本:    349/km2

 

ついでに近隣の東アジアの他の国や地域を見てみると

  • 中国: 151/km2
  • 香港:7,075/km2
  • 台湾:   669/km2

となっています。

[参照:Worldmeters]

 

人口密度の数値だとあまり実感が沸きにくいかも知れませんので、参考までに1平方キロメートルに何人住んでいるか、という具体的な人数も見てみましょう。

先ほどと同じ東アジアの6つの国と地域で、1平方キロメートルに住んでいる人が多い順にランキング形式で並べてみます(こちらは2017年のデータになります)。

  1. 香港:238,710人/km2
  2. 台湾:     3,969人/km2
  3. 韓国:     3,482人/km2
  4. 日本:     3,000人/km2
  5. 中国:     1,312人/km2
  6. 北朝鮮: 1,085人/km2
    [参照:Population Reference Bureau] 

 

こうして見てみると、これらの東アジア諸国の中では北朝鮮一番人口密度が低いようですね。

中国は人口もケタ違いに多いですが、なにせ国土も広いので、人口密度としてはこの中では北朝鮮に次いで低くなっています。

 

[char no="5" char="シロクマ"]それにしても、香港の人口密度は凄まじいものがありますね・・・。[/char]

香港の密集状態については良く耳にしていましたが、こう数字で改めて見てみると、他よりもグンと多く、その激混みぶりが想像しやすくなりますね。

 

 

北朝鮮の都市ごとの人口数

平壌と地域の格差

北朝鮮では、首都・平壌と地方の格差が大きく、そのため、平壌に住みたがる人が長年多かったようです。

そのため、平壌の人口は毎年増え続けており、1990年には252万6000人だったものが、2017年には 288万5000人になっています。

 

北朝鮮の主要都市の人口数

2017年の統計では、北朝鮮の主要都市の人口数は順にこのようになっています。

  1. 平壌(ピョンヤン)・・・288万5000人
  2. 清津(チョンジン)・・・  63万5000人
  3. 咸興(ハムフン)・・・      54万人

   参照:Demographia World Urban Areas

 

現在はこのような数値となっていますが、北朝鮮は今年、平壌の人口を5%減らし、住民たちを地方へ強制的に移住させる方針だと発表したようです。

これは金正恩委員長の指示によるものだと言われており、金政権の体制に不満を持つ人々を排除する狙いがあると見られているそうです。

そうなると、地方へ移住させられるのは約14万人にもなるそうで、相当な数の住民が平壌から外へと強制的に移住させられることになりそうです。

 

最後に、北朝鮮の人口統計に関するちょっとした裏話をご紹介して終わりにしたいと思います。

 

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北朝鮮の人口に関する裏話

韓国のマスコミによると、昨年2017年、世界が北朝鮮に対して厳しい経済制裁を行っていた中、北朝鮮から韓国にあることを頼まれたのだそうです。

その内容というのが、北朝鮮が人口の調査を行うため、600万ドル (約 67億ウォン) を支援して欲しい、という内容だったのだそう。

 

でも考えてみたら、おかしな話ですよね。

あれほど監視が厳しい北朝鮮の独裁社会で、人口の把握ができていないなんてことがあるのでしょうか・・・。

 

韓国側としても当然そのように考えたようです。

人口調査のためというのは嘘で、厳しい経済制裁の中、本当はなんとか資金援助をしてもらいたいという狙いだったのだろうとの見方でした。

 

北朝鮮で金政権を維持するには軍人たちに多額のお金を使う必要があり、国際的な経済制裁を受けて、かなり厳しい状況となっていたとも言われています。

 

結局、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮に人道的支援をする・しないで一時期論争となっていましたが、その後、結局どうなったのかはハッキリしていないようです。

 

それにしても、北朝鮮というのは不思議な国ですね。

 

まとめ

北朝鮮の2017年までの人口推移について、まとめてみました。

北朝鮮の人口はずっと増加し続けており、2050年までは増加していくと予測されているようです。

ただ、すでに高齢化社会であることや出産率の低下による少子化が進むなど、その増加のスピードはやがて遅くなっていくだろうとのことです。

 

人口密度は東アジア諸国の中では一番低く、北朝鮮内の都市別の人口では首都平壌が最多でした。

現在のところ、北朝鮮では50万人を超える都市が平壌を入れて3つとなっていますが、今後の政策でまた変化が現れる可能性もありそうです。

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