アートメイクをしたいと思っているけれど、安全面や衛生面で不安を感じている人も少なくありません。
そこで、今回の記事では眉毛とアイラインのアートメイクについて、メリットとデメリットについて解説をしていきます。
また、実際にアートメイクをした場合の持ちや、施術後に必要となるワセリンはいつまで必要かも解説していますので、これからアートメイクを受けてみようかと考えている方は、ご自身のライフスタイルに合わせて参考にしてみて下さい。
アートメイクする際に注意が必要な人
まず、アートメイクのメリット、デメリットの前に、アートメイクをするにあたって、注意が必要な場合について、見ておきましょう。
クリニックによっては、次の項目に各当する場合、施術を断られる場合があります。
アートメイクするときに注意が必要な人
- 未成年の人→ 保護者の同意が必要
- 極度にアレルギー体質の人
- 花粉症の人はその時期のアイラインはしない
- 妊娠&授乳中の人
アートメイクに年齢制限はありませんが、未成年の場合は、保護者の同意が必要です。
また、極度にアレルギー体質の人は、色素に反応する可能性もありますので、事前にクリニックに確認しましょう。
特に、金属アレルギーがある場合、アートメイクに使用されている成分の中の金属に反応してアレルギー反応が出てしまう場合もありますので、注意が必要です。
花粉症の場合、目をこすってしまったりすると、感染症などを引き起こす恐れが高まるため、花粉症の人は、シーズンが終わってからの施術しましょう。
妊娠中&授乳中は、アートメイクの施術は断るクリニックがほとんどです。
理由は、アートメイクそのものではなく、もし施術後に感染症などになった場合、薬の服用が出来ないためです。
そのため、アートメイクは妊娠前、または、授乳時期が終わってからにしましょう。
中には、婦人科の許可があれば、施術するクリニックもあるようですが、万一の場合に薬が服用できない場合を考えると、あまり良心的とは言えないでしょう。
妊娠前、または断乳後に行うようにしましょう。
次に、アートメイクとMRI検査について、見ていきましょう。
アートメイクしていると、MRIは受けられない?
アートメイクするにあたって、MRIについて、気になる人も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、アートメイクの染料次第ということになります。
MRI検査では、金属や金属成分が含まれているものを装着していると、それに反応して、火傷を負ってしまう可能性があります。
そのため、アートメイクの成分に金属成分が多く含まれている場合、MRIは受けることができません。
アートメイクを行っている、医療クリニックでは、ほとんどの場合、MRIでも問題のない染料を使ってることがほとんどですが、施術を受ける際に、MRIでも大丈夫な染料を使っているか、必ず確認しましょう。
やたらと低価格な料金の場合、酸化鉄含有量が多い場合も多いので、注意が必要です。
それでは次に、アートメイクのメリット&デメリットについて見ていきましょう。
アートメイクのメリット&デメリットは?
メイクの時短になるということで、近年アートメイクは大人気です。
そんなアートメイクですが、メリットだけでなく、考慮しておくべきデメリットもあります。
アートメイクのメリットとデメリットについて、見ていきましょう。
アートメイクのメリットは?持ちはどれくらい?
アートメイクのメリット
- メイク時間の時短
- すっぴんでも安心感がある
- 汗をかいたり、プールに入っても消えない
- メイク直しが不要
アートメイク施術後は、メイク時間が大幅に短縮できることは、嬉しいですよね。
さらに、すっぴんでも、すでにベースはできているため、ノーメイクでも安心です。
本来眉毛やアイラインは、皮脂や汗で崩れやすいですが、アートメイクをしていれば、メイク直しする必要がないのも嬉しいポイントですね。
水や汗をかいても取れないので、気にすることなく、プールやジムを楽しむことができます。
アートメイクの持ちについては、個人差がありますが、だいたい2~3年で薄くなっていきます。
続いて、デメリットを見てみましょう。
アートメイクのデメリット
アートメイクのデメリット
- 失敗しても、簡単に消せない
- 痛み、腫れが強く出る人もいる
- 施術後1週間は、色が濃い
アートメイクは、色素を皮膚に注入するため、もし自分が満足行く出来にならなかったとしても、簡単に消すことはできません。
そのため、クリニック選びは慎重に行う必要があります。
カウンセリングのときに、自分のイメージを写真などを使って、しっかりと打ち合わせすることも大事です。
また、人によって腫れや痛みが強くでてしまうこともありますので、痛みに弱い場合、事前に医師又は看護師に相談しましょう。
施術後約1週間は、部位にできたかさぶたがはがれるまで、色が濃くなります。
中には、その期間は外に出たくなかったという人もいますので、施術時期はよく考えてからにしましょう。
1週間ほどで、自然な色合いになるので、濃い色がずっと続くことはありませんのでご安心を!
この施術後1週間は、色の安定などで一番大事な時期ですので、注意事項&ケアを怠らないようにしましょう。
それでは次に、施術後1週間で、気を付けることを見ていきましょう。
アートメイク施術後の注意点は?ワセリンはいつまで塗るの?
アートメイク施術後1週間は、いくつか注意することがあります。
施術後1週間してはいけないこと
- サウナ、お風呂
- プールや海水浴
- 汗をかくような運動
- アルコールの摂取
アートメイク施術後に、血行を促進するようなことは避けましょう。
血行が促進されると、肌のターンオーバーが早まります。
まだ色素が定着していない時期に、ターンオーバーを早めると、色素の定着が不安定になりますので、注意してください。
また、プールや海水浴は、細菌が多く、施術後のデリケートな肌には良くありませんので、控えましょう。
ワセリンはいつまで塗るの?
施術後、クリニックから、ワセリンや軟膏が出されます。
これは、デリケートになっている患部を保湿して保護し、また、色素が外へ漏れださないようにする重要な役割があります。
ワセリン等の感触が苦手な人もいると思いますが、アートメイクを守るために必要なことですので、クリニックの指示通り、きちんと塗りましょう。
最低でも3日、できるなら1週間は塗って患部を保護してあげましょう。
まとめ
眉毛とアイラインのアートメイクについて、注意点やメリット&デメリットについて解説をしました。
アートメイクは毎日のメイクが時短になり、また外出先やスポーツの際にも眉毛やアイラインが消えてしまっていないかと気にせず過ごせますので、人気があります。
ですが、一度施術をしたら2~3年は消えませんので、施術を受ける場合にはきちんと信頼のできるクリニックで受けるのがおすすめです。