結婚式の二次会の招待状をもらったけれど、二次会は初めて・・・といった場合、二次会には何を持って行ったらいいのか、どんな服装やマナーが必要なのか戸惑ってしまいますよね。
そこで、この記事では結婚式の二次会で必要な持ち物や服装について、男性編と女性編とに男女別に解説をしています。
また、当日の2次会でのマナーについても解説をしていますので、是非参考にしてみて下さい。
結婚式の二次会とは?
結婚式の後に開かれる二次会とは、結婚式とはまた別物で、親しい友人や仲間などを招待した貸し切りパーティーだと考えるとわかりやすいでしょう。
そのため、結婚式に参列していた新郎新婦の親族や会社の上司などは、基本的には二次会には参加せず、新郎新婦の親しい友人や仲間が参加します。
二次会参加者の中には、結婚式に参列した人もいれば、また結婚式には参列しなかった他の友人や仲間が参加することもあります。
二次会では食事やお酒を楽しみながら、ゲームなどが行われることも多く、みなでワイワイと盛り上がる場だと言えます。
そのため、結婚式がシリアスな場だと考えると、二次会の方はカジュアルで楽しい雰囲気だと捉えるとわかりやすいでしょう。
二次会の会場はケースによりますが、
- ホテルや結婚式場の一間
- 高級レストラン
- オシャレなレストランやカフェ
- 居酒屋
など、まちまちです。
二次会に着て行く服装については、会場の種類や雰囲気にもよりますので、詳しくは下の服装に関する解説を参考にして下さい。
では、結婚式の二次会に持って行く必要のある持ち物について見ていきましょう。
結婚式の二次会の持ち物
結婚式の二次会は、結婚式が終わった後に開かれますので、結婚式に参列をした人は多くの場合、夕方そのまま二次会の会場に行くことになります。
そういった場合、基本的には持ち物も服装も結婚式に参列した時のままで良いのですが、二次会ならではの注意点もあるため、必要な持ち物やマナーなどについて、下のポイントを確認しておきましょう。
また、当日結婚式には参列せず、二次会から参加する場合、特に持ち物や服装についても注意が必要ですので、下のポイントを注意しておきましょう。
ではまず結婚式の二次会で必要な持ち物ついて、男女別に順に解説をしていきます。
結婚式の2次会で必要な持ち物リスト【男性編】
結婚式の二次会の持ち物チェックリスト
結婚式の二次会・持ち物リスト【男性用】
<持って行くべき持ち物>
- お財布&二次会用の会費
- 招待状
- 携帯電話・スマホ
- ハンカチ&ティッシュ
- ペン
<あると便利な物>
- カメラ
- 予備バッテリー
- ヘアワックス
- ブレスケア・口臭タブレット
- 常備薬
- エコバック
では、それぞれ順に見ていきましょう。
結婚式の二次会に持って行くべき持ち物
お財布&二次会用の会費
二次会の会費はご祝儀袋などに入れる必要はなく、お財布からそのまま出せば大丈夫です。
そのため、お財布と会費分の現金は必ず持って行くようにします。
招待状
二次会では、受付で名前を言えば、参加者リストで名前を確認できますが、万が一のため、二次会の招待状も念のため持って行くとスムーズです。
招待状には、会場の場所や時間なども記載されていますので、やはり持って行く方が良いでしょう。
携帯電話・スマホ
携帯電話やスマホは必ず忘れないように入れましょう。
ハンカチ&ティッシュ
手洗いをした後や汗拭き、またはちょっとした汚れを拭くのにも、ハンカチとティッシュは必須です。
普段あまり使わないという人でも、結婚式の二次会はお祝いの場ですので、気持ちよく過ごせるためにも用意をしておくようにしましょう。
ペン
結婚式の二次会では、何かメモしたり、または知り合いと連絡先を交換したりするなど、ペンがあると重宝することがよくあります。
スマホで代用することもできることが多いものの、ペン1本であれば邪魔になりませんし、パッと何かを書く必要がある際に便利ですので、用意しておくのがおすすめです。
続いて、必須ではないものの、二次会に持って行くと便利な物についてです。
結婚式の二次会であると便利な物
カメラ
スマホのカメラで済ませる場合であれば、カメラは特に必要ないのですが、「せっかくの新郎新婦との楽しい瞬間を良いカメラで撮っておきたい」という場合、カメラも持って行くと良いでしょう。
一眼レフなど高機能のカメラで撮影してあげると、新郎新婦も思い出になり、とても喜ばれます。
予備バッテリー
結婚式の二次会では、行き帰りや二次会の間、携帯やスマホを使ったり、写真を撮ることも多いため、バッテリーがなくなる恐れがあります。
そのため、念のために予備バッテリーも用意しておくと、万が一の場合にも対応でき安心です。
ヘアワックス
せっかく髪をセットしても、二次会の会場に着くまでに風などで髪が乱れてしまったり、また二次会の最中にも気がついたら髪の毛が崩れてしまった、なんてこともあります。
そのため、携帯できる小型のワックスを用意しておくと、いつでも手軽に直せるため便利です。
ブレスケア・口臭タブレット
結婚式の二次会では色々と飲み食いするものですが、近距離で様々な人とお喋りをしますので、匂いの強い料理のあとなど、口臭が気になることもあります。
そのため、気兼ねなくお喋りを楽しめるよう、ポケットタイプの口臭タブレットを持って行くと便利です。
常備薬
普段何かしらの薬を使っている人はもちろんのこと、そうでない場合でも、胃腸が弱い人などは胃の薬や下痢止めなどがあると、万が一の場合にも安心です。
エコバック
男性の場合、二次会はバッグなしで手ぶらで参加するケースもあります。
ただ、二次会のゲームで景品が当たった場合など、荷物が増えることもあるため、万が一のことを考え、薄く折り畳みできるエコバッグなどがあれば便利です。
では続いて、結婚式の二次会で必要な持ち物リストの女性編を見ていきましょう。
結婚式の2次会で必要な持ち物リスト【女性編】
結婚式の二次会・持ち物リスト【女性用】
<持って行くべき持ち物>
- お財布&二次会用の会費
- 招待状
- 携帯電話・スマホ
- ハンカチ&ティッシュ
- ペン
- メイク直し
- ヘアワックス&ヘアピン
- 手鏡
- 予備ストッキング
- 絆創膏
- 羽織りもの
<あると便利な物>
- カメラ
- 予備バッテリー
- 常備薬・生理用品
- (履き替え用の靴)行き帰りに
- サブバック・エコバック
持って行くべき持ち物
お財布&二次会用の会費
二次会の会費はご祝儀袋などに入れる必要はなく、お財布からそのまま出せば大丈夫です。
そのため、お財布と会費分の現金は必ず持って行くようにします。
招待状
二次会では、受付で名前を言えば、参加者リストで名前を確認できますが、万が一のため、二次会の招待状も念のため持って行くとスムーズです。
招待状には、会場の場所や時間なども記載されていますので、やはり持って行く方が良いでしょう。
携帯電話・スマホ
携帯電話やスマホは、必ず忘れないように入れましょう。
ハンカチ&ティッシュ
ハンカチは普段使いのものでも構いませんが、せっかくのお祝いの場ですので、服と合わせたシンプルなものや、ちょっと高級感のあるものがあるとベターです。
また、何か汚れを拭いたり鼻をかんだりするのにティッシュも必要ですが、もし余裕があればウェットティッシュもあればより便利です。
ペン
結婚式の二次会では、何かメモしたり、または知り合いと連絡先を交換したりするなど、ペンがあると重宝することがよくあります。
特に女性の場合、サッとペンを出せると印象が良いため、1本用意しておくのがおすすめです。
メイク直し
会場に着くまでの間、また会場でもメイクが崩れてしまった際にサッと直せるよう、メイク直しを持っていきましょう。
とはいっても、あまり多くは持って行けませんので、ファンデーションやアイブロウ、口紅など、軽くメイクを直すのに必要なアイテムだけを持って行くのがおすすめです。
ヘアワックス&ヘアピン
きれいに髪の毛をセットしても、会場に着くまでに風で乱れてしまったり、会場でも時間が経つにつれてヘアスタイルが崩れてきてしまうこともよくあります。
そのため、持ち運びのできる小型のヘアワックスやヘアピンがあると、外でもサッと直せてとても重宝します。
手鏡
口周りの汚れやメイク崩れなどがないか気になった際、手鏡があれば、わざわざトイレに行って確認しなくても済みます。
ファンデーションにも鏡がついていますが、他のゲストがいる場でファンデーションを開いていると、その場でお化粧直しをしていると誤解されてしまい、不快な印象を与えてしまうこともあります。
そのため、小さな手鏡を一つ用意していくと、サッと確認できますので、おすすめです。
予備ストッキング
ストッキングは伝線しやすいため、万が一のことを考え、予備のストッキングは持って行くようにしましょう。
絆創膏
結婚式や結婚式の二次会には、ハイヒールや普段履き慣れていない靴を履くため、靴擦れが起きやすいのです。
そのため、かかとが痛くないよう、万が一の場合に備えて絆創膏を持って行くと重宝します。
箱のまま持って行くとかさばりますので、数枚ほどをバッグに入れておけば、必要な分だけ使えおすすめです。
羽織りもの
昼間は丁度良くとも、会場によってはエアコンが強かったり、また二次会が終わった後は外も寒く感じられることも少なくありません。
そのため、上に一枚羽織れるものを持って行くと重宝します。
続いて、結婚式の二次会であると便利な物についても見ていきましょう。
あると便利な物
カメラ
最近のスマホはカメラ機能も充実していますので、特にこだわりがなければスマホのカメラでも十分なケースが多いでしょう。
ただ、写真が趣味の方や、一眼レフなど高機能のカメラを持っている方は、結婚式の二次会で撮影してあげると、新郎新婦にも喜ばれます。
予備バッテリー
結婚式の二次会では、行き帰りや二次会の間、携帯やスマホを使ったり、写真を撮ることも多いため、バッテリーがなくなる恐れがあります。
そのため、念のために予備バッテリーも用意しておくと、万が一の場合にも対応でき安心です。
常備薬・生理用品
普段何かしらの薬を使っている人はもちろんのこと、胃腸が弱い人などは胃の薬や下痢止めなどがあると、万が一の場合にも安心です。
また女性の場合、「急に生理が来てしまった!」と現地で慌てないためにも、生理予定日を確認しておき、予定日が近そうであれば生理用品も持参していくと安心です。
履き替え用の靴
結婚式の二次会は、場所によっては自宅から遠方の場合も少なくありません。
長距離をハイヒールや慣れない靴で長時間移動するのは辛いものがあります。
そのため、行きや帰りに履き替えができるフラットな靴を持参していくと、足が疲れてしまった時に重宝します。
若干荷物にはなってしまいますが、意外と役に立ちますので、持って行けそうであればおすすめです。
サブバック・エコバック
女性の場合は何かとこまごまとした荷物があるため、服装に合ったオシャレな小さなパーティバッグだけでは、荷物が入りきらないことも少なくありません。
そのため、サブバッグを用意し、メインのカバンに入りきらないものはサブバッグに入れるようにするとオシャレに見えます。
また、結婚式の二次会ではゲームなどもあり、景品が当たることもありますので、そういった場合に備えて、薄手で折りたためるタイプのエコバッグもあると便利です。
では続いて、結婚式の二次会での服装について見ていきましょう。
結婚式の二次会での服装
結婚式の二次会でのNGな服装
結婚式の二次会では、男女ともにまず下のNGポイントに気をつけましょう。
結婚式の二次会でNGな服装
- 全身まっ白(主役の新郎新婦のイメージと重なるため)
- 全身まっ黒(喪服を連想させるため)
- 派手な服
- 殺生を連想させるもの(動物の革製品・毛皮、ヒョウ柄など)
結婚式の二次会は新郎新婦の友人たちが集まるカジュアルな場ではありますが、それでも結婚式のお祝いの場であることには変わりませんので、主役の二人に配慮し、真っ白な服や真っ黒な服、また逆に派手な服は控えるようにしましょう。
また、おめでたい席ですので、殺生を連想させるようなもの、例えば動物の皮製品や毛皮(フェイクファーも含む)・ヒョウ柄などは避ける方が賢明です。
招待状に「平服」と書かれていたら?
結婚式の二次会の招待状に「平服」と書かれていた場合、どのような服でもよいのでしょうか?
「平服」という言葉から、普段着だと思ってしまいがちですが、決してそうではなく、準フォーマルな服装、つまり略礼服の意味になります。
お祝いの場で相応しい服装となりますので、「平服」と書かれていても、カジュアルすぎる服装ではなく、品のある公の場に相応しい服装が適しています。
具体的には、この下で男女別に解説をしていますので、そちらを参考にしてみて下さい。
結婚式の二次会での服装【男性編】
二次会に相応しい男性の服装
男性の場合、もし結婚式に参列し、そのまま二次会に参加する場合には、特に注意書きなどがなければ、結婚式に参列したままの服装で参加すればOKです。
もし結婚式には参列せず、二次会から参加する場合は、基本はダークカラー(黒や紺、グレーなど)のジャケットにシャツ、ネクタイにします。
特に二次会の会場が結婚式場や高級ホテルの一間であれば、しっかりとした服装で行く必要があります。
ただ、もし二次会の会場が居酒屋などのカジュアルな場であれば、そこまでカチッとする必要はなく、場合によってはネクタイはなしでも大丈夫ですが、それでもあまりにカジュアルな服装は避けましょう。
居酒屋であっても、ジャケットは着用するようにし、お祝いの場に相応しいスタイリッシュな服装にしましょう。
靴の注意点
結婚式の二次会では、靴は革靴やビジネスシューズが適しており、スニーカーなどカジュアルなものはNGです。
また、足元がしっかりとしていると印象がキマりますので、靴は汚れを落とし、キレイに磨いておきましょう。
結婚式の二次会の服装のポイント【男性】
- 基本的には、結婚式に参列した際の服装でOK
- 居酒屋などカジュアルな会場の場合、ジャケットなどを着用し、カジュアルすぎないようにする
- 靴はビジネスシューズが相応しく、スニーカーなどカジュアルすぎるものはNG
続いて、結婚式の二次会での女性の服装について見ていきましょう。
結婚式二次会での服装【女性編】
結婚式の二次会は結婚式の後、そのまま夕方から二次会となります。
そのため結婚式に参列し、二次会にも参加するゲストの場合、ほとんどが結婚式の後にそのまま二次会の会場に向かいます。
基本的には、二次会に参加する際にも結婚式で着ていた服装そのままで大丈夫です。
ただ、結婚式の際に着物を着ていた場合は、二次会では会場によっては浮いてしまうこともありますので、その場合は一度着替えるのがおすすめです。
もし結婚式自体には参列せず、二次会から参加する場合は、会場にもよりますが、一般的には結婚式にゲストとして参列するときの服装と同じようなもの(フォーマルなワンピース)を考えれば良いでしょう。
具体的には、例えばクラシックコンサートに行くような、上品めのワンピースにボレロが適しています。
また会場によっては、居酒屋やカラオケなど、よりカジュアルな二次会の場合もありますので、そういった場合は、もう少しカジュアルよりのオシャレなワンピースなどでもOKです。
ただその場合も、結婚式という特別な日であることを念頭に、上品なスタイルを心掛けるようにしましょう。
迷うようであれば、招待状に記載されている会場名で検索をしてみて、どういったスタイルの場所なのか調べておくと良いでしょう。
靴&ストッキングの注意点
靴はスニーカーやブーツなどカジュアルすぎるものは避け、上品なパンプスやハイヒールにします。
また、サンダルやつま先が開いている靴もNGになります。
ストッキングは、透明かベージュ色の無地のものにし、黒のものや網タイツなど柄入りのものは避けましょう。
結婚式の二次会の服装のポイント【女性】
- 基本的には、結婚式に参列した際の服装でOK
- 結婚式に着物で参列した場合は、二次会では着替えた方が良いことが多い
- 居酒屋などカジュアルな会場の場合、ほど良い品のあるワンピースがおすすめ
- ストッキングは黒は避け、透明またはベージュの無地のものに
- 靴はパンプスやハイヒールにし、サンダルやつま先が開いているもの、ブーツやスニーカーなどカジュアルすぎるものはNG
では、そんな結婚式の二次会では、服装の他にはどういったことに気をつけたら良いのでしょうか?
続いて、結婚式の二次会で知っておくべきマナーについて解説をしていきます。
結婚式の二次会でのマナー
会費はお釣りがないように準備
二次会は会費制のことが多く、参加者は当日に会場で会費を払う形になります。
会費は入り口で受付を済ませ、会費を渡す係に渡します。
二次会の会費はご祝儀とは違うため、お財布から直接取り出す形で大丈夫です。
また、お札は新札でなくてもOKですが、お祝いの場であることを考慮して、あまりに汚いものやシワが酷いものなどは避けるようにしましょう。
お祝い金や贈り物は必要?
また、会費以外に特にお祝い金などは不要ですが、もしどうしても渡したい場合は、当日ではなく後日渡すのがおすすめです。
というのも、二次会では係の人が会費以外のお金も同時に管理するのでは手間がかかってしまいます。
また、新郎新婦も慌しくしていることが多いため、ゆっくりと新郎新婦にお祝いを手渡しできる時間が見つけにくいためです。
そのため、どうしてもお祝い金や贈り物を別途渡したい場合、結婚式や二次会の当日は避け、結婚式の1週間ほど前か、後日できるだけ早い時期に新郎新婦に郵送などで渡すのがおすすめです。
まとめ
結婚式の二次会で必要な持ち物や服装・マナーについて、男性編と女性編とに男女別に解説をしてみました。
結婚式の二次会は、新郎新婦の親しい友人が参加するカジュアルな貸し切りパーティーだと考えればOKです。
持ち物は、記事内で男性用と女性用にそれぞれ持ち物チェックリストをあげてありますので、そちらを参考に当日慌てないように準備しておくのがおすすすめです。
二次会に適した服装に関しては、二次会もお祝いの場ですので、服装は基本的には男性はスーツ、女性はフォーマルまたは上品なワンピースになります。
ただ場合によっては、居酒屋などかなりカジュアルな雰囲気で行われる場合もありますので、そういった場合はもう少しカジュアルな、ジャケットや品のあるワンピースなどでOKです。
ただそれでも、やはり結婚式のお祝いの場ですので、カジュアルすぎにならないように気をつけましょう。