眉毛の形は、顔の印象を大きく左右する重要ポイントにもかかわらず、眉はメイクの中で、最も難しいと言われています。
お金に余裕があれば、アートメイクをするのが一番簡単ですが、お肌が弱かったり、そこまでお金をかけられない場合もありますよね。
自我流にアイブロウのお手入れしている方も多いと思いますが、眉毛の形が悪い場合でも、きちんとしたステップで眉毛を書いたり、お手入れすれば、一気に垢抜けた印象の眉毛にすることが出来ます!
この記事では、理想の眉毛の形や、丸顔や面長などの顔の形別に似合う眉毛の形や書き方、眉毛の正しいカット方法、そして眉周辺の産毛の剃り方や剃る形などを詳しく解説します。
別記事では、さらに眉アイテムに欠かせない道具や、コスメについても解説をしていきますので、そちらの記事も参考にしてみてくださいね!
また、アートメイクに興味のある方は、こちらの記事もご覧ください!
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眉毛の形が悪い or おかしい?黄金比について知っておこう!
眉毛の形が悪かったり、おかしいと悩んでる人も多いと思います。
まず、顔の形に合った眉毛の形や長さを知るために、黄金比を使って自分の眉と比較してみましょう。
眉毛が短い女性の場合、元気で可愛い印象になり、逆に長いと大人っぽい雰囲気になります。
また、眉毛の太さは目の縦幅の長さの、1/2~2/3の大きさにすると、自然なしあがりになります。
人気の眉毛の形と種類
色々な眉毛の形がありますが、今女子に人気のある眉毛の形は、主に3種類あります。
眉の形には流行があります。
太眉が流行ったかと思えば、極細眉が流行ったりもしますので、あまり極端に細くしたりせず、自眉を生かしつつ自分の好みの形を見つけましょう。
眉毛の形を変えたい・・・顔の形に合った眉の長さを選ぼう!
今人気の女優さんたちがその眉毛だからといって、みんながみんな、その眉が似合うわけではありませんよね。
自分の顔の形と合う眉の形を知れば、より自然なしあがりになります。
また、細眉と太眉では、毛の長さは当然違ってきます。
眉毛の形を変える場合、ある程度、生やす我慢をしてから、整えた方が良い場合もあります。
面長さんに似合う眉毛の形
短めの平行眉
眉を短めの平行眉にすることによって、面長のラインが抑えられます。
丸顔さんの似合う眉の形
アーチ眉
丸顔の輪郭と同じ感じの、アーチ型にすると、自然なしあがりになります。
ベース型さんの似合う眉の形
長めのアーチ眉
丸顔と同じアーチ眉でも、ベース型の場合は直線的な線にして、眉山に少し角度をつけてあげると、輪郭が目立ちにくくなります。
目が大きく見える眉毛の形
女性なら目を大きく見せたい!という方も多いですよね。
目を大きく見せるには、眉と目の幅を狭めて、眉の色を髪より少し明るめにするのが、効果的です。
目と眉毛の距離が近いと、目の周辺が強調されるため、目が大きくみえます。
眉毛と目を近づけたい場合は、なるべく上側を整え、眉毛の下側を処理しないようにするのがポイントです。
眉毛の色は、アイブローマスカラで簡単に明るくできるので、ブリーチなどより、アイブロウマスカラがおすすめです。
続いて、よくある眉のお手入れNGを見ていきましょう。
眉のお手入れ、これはNG!
うっかりやりがちな、お手入れのNG。
あてはまるものがあったら、今日からやめてみましょう!
すっぴんでカット&剃る
眉が左右非対称すぎることで、悩んでる人も多いと思いますが、その原因の一つがすっぴんでのカット。
すっぴんでカットしたり、剃ってしまうと、切らなくて良い毛もカットしてしまったりします。
眉を整えるのは、なりたい眉毛を書いてからにしましょう。
全体的に眉を短く切る
濃い人がやりがちな、全体的にシェーバーやハサミで眉毛を短く切るのもNG。
チクチクまだらになるほか、すべて同じ長さに揃えると、立体感がない眉になってしまいます。
頻繁に毛抜きで抜く
眉を頻繁に毛抜きで抜いてしまうと、生えてこない、瞼がたるむ、埋没毛などのトラブルにつながります。
眉毛の生えるスピードがおかしくなったりするので、毛抜きで抜くのは、ハサミやシェーバーで処理できない場合など、最小限にしましょう。
小さい鏡を使う
眉部分だけが映るような、小さい鏡で眉を書くと、そこしか見えないため、眉毛が濃くなりがちです。
必ず、顔全体が見える鏡を使いましょう。
次に、眉毛を整えるのに欠かせない、眉専用のアイテムをご紹介します。
おすすめの道具と眉コスメ(別記事で詳しく解説)
眉毛を整える上で欠かせない、道具と眉コスメですが、以下のものがあれば理想の眉毛が作れます。
- I字シェーバー
- 眉用ハサミ
- 眉毛コーム
- 毛抜き(ツイーザー)
- スクリューブラシ又はブラシ
- アイブロウペンシル
- アイブロウパウダー
- アイブロウリキッド
- アイブロウマスカラ
これらについて、おすすめのものや、詳しい解説は別記事で紹介していますので、こちらの記事も参考にしてみてください!
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続いて、眉を整えていく前に、理想の眉を書いていきましょう。
理想の眉の書き方!上手く書けない場合も、これで大丈夫!
それでは、理想の眉毛が決まったら、カットする前に眉毛を書いていきましょう。
すっぴんのまま、特に眉が薄いのにいきなりカットしていくと、短くしすぎたり、左右非対称になったりするので、必ずなりたい眉メイクをしてから、整えます。
左右非対称になりがちな場合は、眉毛を左右交互に書いていくことで、解決できます。
理想の眉を書くステップ
① ブラシで眉を流れに沿ってとかす
一見地味な作業ですが、これが実がとっても大切。
眉毛の毛流れを、整えてあげることによって、その後の作業がスムーズのなりますので、必ず行いましょう。
② 黄金比を参考に眉頭、眉山、眉尻をきめる
眉の始まりは、小鼻の付け根から真上の位置に、ペンシルで印をつけます。
後でぼかして馴染ませるので、ちょっと色がつく程度にしましょう。
このとき、丸より四角い形を意識しましょう。
眉山は、黒目のラインと目じりの間の真上あたりになるように、印をつけます。
約全体の2/3の位置にすると良いでしょう。
流行りの平行眉や、まっすぐにしたい場合、眉山はあまり角度をつけないようにしましょう。
眉尻は、まぶたの下がった部分と平行か、気持ちちょっと上がったくらいにしましょう。
反対の眉も同じ位置に印をつけます。
眉頭が左右ずれていると、非対称になるので、眉頭は特に慎重に印をつけましょう。
② ペンシルで眉山から、眉尻に向かって書き足していく
印を目印にして、眉山から眉尻に向かって書いていきます。
反対側も同じように書き足しましょう。
④ 全体を書き足す
最後に、全体ののバランスを見ながら、眉山から少しずつ、書きたしていきます。
このときも、左右交互にすこしずつ書くと、左右均等になります。
⑤ アイブロウパウダーを使ってぼかしながらうめていく
アイブロウパウダーを乗せながらぼかして、自然なしあがりになるようにします。
眉頭は薄く、眉尻は濃い目を意識しましょう。
⑥ 毛が足りないところを、アイブロウリキッドを使って一本一本書き足す
ペンシルで上手く表現できない毛は、リキッドを使って書きます。
アイブロウリキッドは、ペンシルやパウダーと違って濃い線がでるので、ペンの先から離れたところを持つと、力が入らず書けるのでおすすめです。
なるべく自然になるように、一本一本スッスッと優しく書くと自然な仕上がりになります。
ある程度毛が生えている場合、パウダーを少し乗せるだけでも大丈夫です。
それでは、理想の眉毛が書けたら、眉を整えていきましょう!
初めてでも簡単!眉毛の整え方・産毛の剃り方・綺麗に抜く方法
眉メイクが終わったら、いよいよ眉を整えていきます。
眉毛を整える・・・といと、真っ先にシェーバーやカミソリで眉自体を剃ることを思い浮かべる人もいるかと思います。
ところが、眉毛を整えるのにシェーバーを使うと、間違ってザクっと剃ってしまったり、剃りすぎて立体感のない眉毛になるため、直接眉毛にはシェーバーやカミソリは使わず、ハサミで整えるのがおすすめです。
ただ、産毛が多く生えていると、お肌の透明感が下がりますので、カット後にI字シェーバーを使って、眉毛周辺の産毛の処理をしましょう。
1.ハサミでカット
眉毛には毛の流れがあり、また毛が密集しているところと、そうでないところがあります。
そのため、眉頭が一番薄く、眉尻が一番濃くなるように、眉毛にグラデーションをつけるようにしましょう。
眉毛は、眉頭は下から上に、中間部分は横に、そして眉尻は上から下に生えています。
①眉頭をカット
まずは眉頭からカットしていきましょう。
眉頭は下から上に向かって毛が生えているので、コームを下から上にあてて、飛び出た毛をカットします。
ハサミの前の刃を肌にあてて、カットしましょう。
② 眉山周辺&眉尻をカット
次に、眉山周辺&眉尻をカットしていきます。
眉山周辺&眉尻は、上から下に毛が生えているので、コームを上から下にあてて、ラインより下に飛び出た毛をカットします。
③ 濃い個所を透く
この部分は、一番毛が重なり、濃くなりやすい部分です。
ここが濃くて嫌だという場合は、その部分をすいてあげると良いでしょう。
眉毛の量の減らし方は、密集している部分を根元が見えるくらい、ブラシで掻き分けて、毛を一本ずつ間引きするような感覚ですくと、自然に量が減らせます。
このとき、何本も一気にカットすると、穴が空いてしまいます。
一本カットしたら、必ず様子を見ましょう。
2.毛抜きで抜く
毛抜きで眉毛を抜くのは、最小限にしましょう。
もし途中で切れてしまうと、その毛が皮膚の中に入り込んでしまう、いわゆる埋没毛になりやすく、お肌を痛める原因になります。
また、毛抜きでぬくと毛穴が開き、お肌のたるみの原因になります。
どうしても抜く場合は、必ず毛の流れに沿って毛抜きを動かして、根っこから抜くようにします。
毛抜きで毛を挟んだら、抜くまで離さないようにしましょう。
眉毛の外側ラインから、2mm外にある毛のみを抜くと、自然な仕上がりになります。
3.眉マスカラで色を整える
カットが終わったら、色を明るくしたい場合や、より立体感のある眉にするために、アイブロウマスカラで仕上げましょう。
髪よりあまり明るくしすぎると、眉が浮いてしまうので、髪の色になじむ色を選びましょう。
4.I字シェーバーで産毛や眉間の眉を剃る、カミソリはOK?
最後に、眉間に生えてる毛や、瞼周辺を優しくI字シェーバーでなぞって剃りましょう。
シェーバーで剃る場合、乾燥していると滑りが悪く、お肌に負担がかかります。
そのため、必ず保湿してから剃りましょう。
眉間を剃る場合、I字シェーバーを縦にして、左右に動かすと失敗がないです。
このとき、うっかり誤って眉を剃らないように気をつけましょう。
また、カミソリは肌への負担が強いので、カミソリでお顔を剃るのはやめましょう。
これで理想の眉毛が仕上がりました!
眉メイクをしてからカットすることによって、左右非対称にならず、自眉が綺麗に整います。
自眉が整っていると、素早く仕上がり、メイクの時短になります。
ある程度自眉が整っている場合、パウダーを少し乗せるだけでもOK!
ちなみに、アイメイクまで終えてから、眉をメイクすると全体のバランスも良く、また眉毛が濃くなりにくいので、眉メイクは最後にしましょう!
それでは最後に、眉毛のよくある悩みについて、見ていきましょう。
眉毛が薄い!高さが違う!こんなとき、どうする?!
眉毛が薄くてなかなか生えない場合や、眉毛の高さが違うと悩んでる人も多いのではないでしょうか?
それぞれの解決方法をご紹介します。
眉毛を抜くことを繰り返し、生えない場合どうすれば良い?
眉毛を抜きすぎて生えてこなくなったり、もともと眉毛が薄くて生えてこない場合ってありますよね。
その場合、まつ毛美容液を眉毛に執念深く塗っていくと、生えてくることがあいますので、薄くてお困りの方は是非、睫毛美容液を塗ってみましょう。
また、上記でも触れましたが、毛抜きで眉毛を抜くと、生えてこなくなる確率が高まるほか、たるみなどお肌のトラブルの原因になりますので、眉毛はなるべく抜かないようにしましょう。
眉毛の高さが違う場合の治し方、どっちに合わせれば良い?
そもそも人の顔は、完全に左右対称ではなく、使う筋肉などにもよって若干のずれはみんなあります。
でもだからといって、眉毛の高さが左右違うと、お顔が歪んで見えてしまうので注意が必要です。
左右で高さが違う場合は、低い方の眉は少し高めに、逆に高い方の眉は少し低めに書いて、中間になるように書き足しましょう。
眉頭が左右同じ高さになっていれば、他の部分が多少ずれていても、そこまで目立ちませんので、とにかく眉頭を同じ高さにすることを心かけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、眉毛の基本である、黄金比や、今流行りの眉毛の他、自分の顔の形に合う眉毛の形を紹介しました。
その他、よくあるお手入れのNGや、眉毛を剃ったり整えたりする道具についてや、また、カット前の眉毛の書き方や、眉毛のカットの他、産毛の剃り方についても詳しく解説しました。
眉毛の悩みでよくある、薄毛や、高さが違う場合の解決方法についても触れていますので、これから眉毛を初めて整える方も、今まで自我流で整えていた方も、ぜひ記事を参考にして理想的な眉毛を手に入れてくださいね!