『釣りキチ三平』で有名なマンガ家、矢口高雄さんの『マタギ』が異例の重版ということで話題になっています。
これまでの『釣りキチ三平』の人気度を考えても、矢口高雄さんの年収は相当なものでは?と推測できます。
そこで、矢口さんの気になる年収について、そしてマンガ家矢口さんの意外な姿についてもまとめてみました。
矢口高雄の年収は?
マンガ
矢口高雄さんの作品の代表作と言えば、マンガ『釣りキチ三平』です。
1973年から10年間、『週刊少年マガジン』で連載の大人気作品。
この長編のマンガのほか、月刊誌などでも単発の作品が度々手がけられています。
また、現在では新たに『平成版・釣りキチ三平』も連載されています。
『釣りキチ三平』シリーズは、その人気から外国語にも翻訳されており、韓国語や中国語、イタリア語でも出版されているのだとか。
当初の『釣りキチ三平』の単行本は65巻も出ています。そして番外編が2巻ほど。
2015年の発行部数は3800万部。
そして『平成版・釣りキチ三平』の方は、単行本で12巻出ています。
一般的に、本の印税は5~10%と言われていますので、これらのマンガの印税だけでも数億~十数億円になると言えますね。
また、この度、『マタギ』が40年ぶりに重版され、文庫サイズの復刻版が既に1万3000部も発行されているようです。
この文庫版は1冊1600円(税別)ということですので、上の『釣りキチ三平』と合わせると、印税だけでもかなりのものになりますね。
アニメ・映画
『釣りキチ三平』のマンガはアニメ化され、1980年から1982年までの2年間、全部で109話がフジテレビで放送されています。
その後、実写版の映画も作られています。
このことを考えると、本の印税のほかにアニメ化や映画化に関する収益もプラスされますね。
ただ、アニメ化や映画化に関しては、いろいろと裏の事情があるようで、アニメや映画のヒットと原作者の収益というのは必ずしも正比例するものではないようです。
【参考記事はこちら】
『コナン』の青山剛昌の年収が桁違い!あの人気漫画家たちの年収はどのくらい?』
パチンコ・パチスロ
その他、『釣りキチ三平』はパチンコ・パチスロにもなっています。
パチンコ・パチスロの版権はとても高いらしいです。
一般的に、パチンコ台のライセンス料は7%前後とのことで、その収益の良さが桁違いのようです。
数年前、『北斗の拳』の原作者、武論尊さんが明かしたところによると、収入は「言うと皆さんが不愉快になる」ということで明言を避けていましたが、相当な収益になるということがわかります。
武論尊さんはその際、単行本の売上げは20億前後だと言及したものの、パチスロ化の収益については上のように明言を避けたため、20億をはるかに超える金額だというのがわかりますね。
20億でも凄いのに、「言うと皆さんが不愉快になる」ほどの金額というのはどのくらいなのでしょうか・・・。
『釣りキチ三平』の方は、パチンコ・パチスロ両方ありますし、更に、モバイルアプリにもなっているようです。
そのため、相当大きな収益があると言えるでしょう。
人気作品だけに、当然と言えば当然かも知れません。
それほどのヒット作品を生み出し、また描き続けるということは、普通の人には想像も出来ない努力や苦労があることでしょう。
続いて、矢口さんのマンガ家としての顔ではない、意外な姿についてご紹介します!
矢口高雄の意外な面!
マンガ家として知られている矢口高雄さんですが、何とテレビやCM、そして映画にも出演されていたようです!
まず、1982年 には『ひとりから、みんなへ』(公共広告機構)というCMに出演していたようです。
どんな内容だったのか気になりますね。
「イタズ」とは「熊」の方言だそうで、マタギに関する映画のようです。
また、テレビ出演もあります。
2000年の日本テレビ放送『遠くへ行きたい』では、第1526回として、「矢口高雄 奥能登 潮騒遥か魚三昧(石川県 輪島市~珠洲市)」という内容のものがあったようです。
釣りの内容なんですね。
矢口さんは一番の趣味が釣りだそうですから、ピッタリですね。
また、矢口さんはエッセーも出版されており、環境問題や村おこし、教育問題に関する講演などでも引っ張りダコのようです。
秋田県の自然の中で生まれ育った経験が、すべてマンガやエッセー、そして講演の内容の土台となっているようです。
一マンガ家としてだけでなく、多くのメッセージを持っておられる矢口高雄さん。
これからも、長く作品を描き続けてほしいですね。
まとめ
人気作品『釣りキチ三平』の作者、矢口高雄さんの年収についてまとめてみました。