2017年12月1日(金)の『金曜プレミアム・梅沢
オーストラリアで出生し、日本で芸能活動を行っていた小島慶子さんは、現在オーストラリアに移住し、現地で旦那さんとお子さんと暮らしておられるようです。
旦那さんが、なんと日本ではまだまだ少ない専業主夫なのだとか。
そんな旦那さんとはどんな方なのでしょうか?専業主夫になった理由とは?
また、世界でも専業主夫はどのくらいいるのかについても簡単にまとめてみました。
小島慶子さんの旦那さんは誰?
結婚
もともと小島慶子さんは、TBSのアナウンサーとして働いていました。
その後、TBSを退職しタレントに転身する前の2000年、番組制作会社の男性と結婚します。
この方は、一般人ということもあり、あまり情報は公開されていないようです。
二人はその後、しばらく共働きをしていましたが、小島さんがタレントへと転身できたのは、夫が制作会社で安定した職を持っていたことも大きな心の支えだったそうです。
旦那さんが専業主夫に
そんな夫が、2013年に20年勤めた制作会社を退職。
その後、一家はオーストラリアに移住し、旦那さんはそのまま専業主夫になったようです。
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水は温かいけど、空には早くも秋の雲。南半球の夏も終わりに近づきつつあります #westernaustralia #perth #triggbeach
小島慶子さんによって撮られたオーストラリアでの写真。
青い空と白い砂浜が本当にきれいですね。
それでは、小島慶子さんの旦那さんが専業主夫になった理由について見ていきたいと思います。
小島慶子さんの旦那さんはなぜ専業主夫に?
小島慶子さんの旦那さんは、小島さんが見て「顔が何だか老けてきた」と感じた時期があったそうですが、色々と深く悩んでいたことがあったようです。
詳細については明かされていないものの、旦那さんの悩みが大きな原因だったようです。
当初、小島さんは夫が会社を辞めることに少なからずショックを感じていたものの、退職の理由というのが筋が通ったものであったため、受け入れることが出来るようになったとのことでした。
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ただ、そうは言っても、これまでには想定したことのなかった大黒柱に自分がなってしまったことで、相当なプレッシャーを感じるようになって行ったと言います。
段々と心の余裕がなくなって行く中、子供にも旦那さんにも「自分が食わせてやってるんだ」という気持ちが滲み出るような発言をするようになってしまった時期があったということでした。
けれども、徐々に自分が重荷を背負わされているという気持ちから、旦那さんが専業主夫になったことによるメリットの方に意識を向けるようになったそうです。
私は以前よりも仕事に集中できるようになり、子どもたちもパパと過ごす時間がたっぷりで嬉しそう。あれ? これいいじゃない! と目から鱗の気分でした。
出典:http://dual.nikkei.co.jp/article/022/37/?P=2
その後、数々の困難や葛藤を乗り越え、現在は旦那さんとお子さん2人との家族4人で、オーストラリアで楽しく幸せに暮らしているようです。
小島さんは、『るるらいらい 日豪往復出稼ぎ日記 』という本を出版されており、そこで色々なエピソードが語られているようです。
小島さんは一家を養うため、小島さんが日本に「出稼ぎ」に来る必要があると語っていたことがありますが、そういったこともこちらの本に色々と書かれているのでしょう。
それでは、世界では専業主夫が多いのかどうかについて、見てみたいと思います。
世界に専業主夫はどのくらいいる?
日本では珍しくない専業主婦
日本では、夫が働いて妻が専業主婦でいる家庭が少なくありません。
近年では、妻も働く共働きの家庭も増えており、今後ますます女性が社会で活躍することが予想されています。
ですが、専業主婦という概念は広く認知されているものだと言えます。
海外の事情
欧米では、国によってその割合や程度は異なりますが、全般として日本よりも女性の社会進出が早くから進んだため、共働きの家庭も少なくなく、専業主婦の割合は日本ほどは多くないようです。
特に、中国や北欧の人に専業主婦の話をすると「え??専業主婦??」と、専業主婦という概念自体に驚かれることが少なくありません。
今では夫婦共働きが当たり前の中国や北欧の多くの人にとっては、「専業主婦って何するの?毎日暇そうだ」などというイメージを持っている人も少なくないようで、日本人が抱く「専業主婦」のイメージとは大きくかけ離れているのを感じます。
専業主婦も、実はやることが多く大変な役割なのですが、国によってかなりイメージが違うようです。
そんな、共働きが当たり前になっている国々でも、女性が働いて男性が家で家事に専念する専業主夫というのは、まだまだ非常に珍しいです。
ヨーロッパでは男女ともに育児休暇を長く取ることが出来る国が少なくないですが、そういった限られた期間、男性が家庭で家事や育児に専念することはあるものの、完全に専業主夫であるというケースはあまりないようです。
小島慶子さんが、旦那さんが専業主夫になった後のご自身の変わりようについて、こんな風に書いていました。
次男におもちゃを片付けなさいと注意したら「ママはいま関係ないでしょ」と返され、「関係ないって、関係ないってどういうことよー!私が働いたお金で買ったおもちゃでしょ!」とぶち切れてしまったり、一緒に買い物に行った夫にいちいち「これ買ってあげる」とか言ったり。うわ、自分が今まで軽蔑しきっていた最低な男の典型じゃんか、私。人は置かれた環境によって変わるということを、しかも自分で思っている以上に下衆な変わり方をすることもあるのだと身を以て知ったのでした。これが私の正体か…最低なおやじだな。
出典:http://dual.nikkei.co.jp/article/020/64/?P=3
多くのプレッシャーの中、切羽詰っていて心に余裕がないと、こんな風な言葉が口から出てしまうのだということが感じられ、どれほど辛かったのだろうか・・・と思ってしまいました。
また、小島さんのこの正直な告白というのは、世の中の男性にとっても女性にとっても非常に意味があることだと感じます。
若い世代では今はあまりこういった言い方をする人は少ないかと思いますが、一昔前はよく男性が「誰が食わしてやってると思ってるんだ!」といった発言で奥さんや子供にキツく当たることもあったようで、そういった話を耳にしたこともありました。
そういった言葉を口に出すことが良いことではないけれど、それでも、そう言わずにはいられないほどの心の余裕のなさ、重圧やプレッシャー、疲労、イライラ、そういったものを感じていた人も少なくなかったのかも知れません。
男性・女性どちらにしろ、家で支えてくれる人(主婦または主夫)がいるからこそ、自分が外で頑張れるという一面も忘れてはならないですね。
これからの時代、男性も女性も、お互いに協力し合って、楽しく生きていけるようになればいいですね。
まとめ
小島慶子さんの旦那さんが専業主夫だということで、小島さんの旦那さんについて調べてみました。
小島さんが正直な胸のうちを明かしてくださったことによって、今回色々なことについて考えさせられるきっかけとなりました。
これからも、小島さん一家が幸せで楽しく暮らせるよう、応援したいと思います。