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玄松月(ヒョンソンウォル)の年齢や経歴・現在!夫と結婚のなれそめは?北朝鮮での階級は?

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平昌五輪に際して韓国で公演を行った三池淵管弦楽団サムジヨン)ですが、今回団長となった牡丹峰楽団モランボン団長玄松月ヒョン・ソンウォル)氏は、これまでに韓国で歴代級の誤報と言われるほどの誤報があった、謎の多い人物です。

長い間、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏は既に亡くなっていると思われていましたが、この度、実は生きていることが明らかとなりました。

そんな玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏について、プロフィールや年齢・経歴、現在、そして北朝鮮での彼女の役割や階級について調べてまとめてみました。

 

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玄松月(ヒョン・ソンウォル)の年齢と経歴、そして現在

プロフィール

氏名:玄松月(ヒョン・ソンウォル)、英語表記: Hyon Song-wol

生まれ:1977年

年齢:40歳

出身地:北朝鮮、平壌

職業:歌手、牡丹峰(モランボン)楽団団長、軍人

階級:陸軍大佐

 

出典:韓国青瓦台ホームページ
玄松月氏(写真左)

 

学歴・経歴

玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏は、平壌音楽舞踊大学で声楽を専攻しましたが、大学の同級生によると、性格は目立たたず、もの静かな学生だったとのことです。

もの静かではあったものの、音楽の才能は長けていたそうで、成績優秀で大学を早期に卒業、その後、ワンジェサン軽音楽団に抜擢されました。

1995年から2000年中盤まで、歌手として活動していたそうです。

そして2012年、銀河水管弦楽団の団長に任命されます。

 

牡丹峰(モランボン)楽団と中国公演

2014年5月、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏は牡丹峰(モランボン)楽団の団長となり、その名が更に広く知られることとなります。

この牡丹峰(モランボン)楽団というのはどのような楽団なのかというと、北朝鮮のガールズグループといった位置づけだそうです。

北朝鮮版「少女時代」といったところで、ミニスカートと濃い化粧が特徴で、北朝鮮で一番人気がある楽団だと言われています。

 


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この牡丹峰(モランボン)楽団を管理しているのが金正恩(キム・ジョンウン)氏で、彼が直接指揮・管理をしています。

そのため、楽団が歌う内容というのは、金正恩(キム・ジョンウン)氏をほめたたえる思想的な内容となっていると言われています。

一口にガールズグループ、「北朝鮮版の少女時代」と言っても、やはり内容は思想的なものなのですね。

 

この牡丹峰(モランボン)楽団と団長の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏に関して、彼女の性格が垣間見えるエピソードがあります。

2015年12月、牡丹峰(モランボン)楽団は中国の北京で公演を行う予定でした。

そしてその公演の際、舞台の背景にはミサイルが乱発される映像が流される予定だったのですが、中国はこれに強く反発。

 

ミサイル映像を流さずに公演をするかと思いきや、牡丹峰(モランボン)楽団の団長、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏はこれに強く抗議。

結局、中国公演を取り消して北朝鮮に帰ったということがありました。

 

当時、北朝鮮の高官たちは中国との関係悪化を恐れ、決断を下すことがなかなかできないでいた中、団長の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏の判断で北京公演が取り消されたのでした。

このことを見ても、彼女がいかに強行突破をする性格の持ち主であるかということが伺えるようです。

それにしても、普通に音楽を聴きたくて見に行っているのに、舞台の背景でミサイルが乱射される映像なんて見たくないですよね、聴衆にとっては・・・。

 

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権力の座へ

そんなエピソードを持つ玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏ですが、牡丹峰(モランボン)楽団の団長という地位に留まるのみならず、権力の座へ引き上げられて行きます。

2017年には芸術家出身としては初めて北朝鮮の中央委員会の委員となり、北朝鮮で大きな権力と影響力を持つ「ウーマンパワー3人方」の一人となっています。

この「ウーマンパワー3人方」とは、金正恩(キム・ジョンウン)氏の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏、金正恩氏の妻の李雪主(リソルジュ)氏、そして今回の記事で取り上げている牡丹峰(モランボン)楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏となっています。

<関連記事>

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【金正恩の妻、李雪主(リソルジュ)夫人とは?現在と性格は?子供は北朝鮮の後継者!】

 

玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏はまた、女性でありながら軍人であり、また、上で触れた北京公演でのエピソードからもわかるように、海外に対する北朝鮮の宣伝に非常に力を注いでいる人物のようです。

 

三池淵(サムジヨン)管弦楽団の団長に、そして現在

もともとは牡丹峰(モランボン)楽団の団長である玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏ですが、急遽、今回の平昌五輪にあわせて三池淵管弦楽団が作られ、その団長として韓国に派遣されていました。

玄松月氏が率いる140名から成る三池淵(サムジヨン)管弦楽団は、今年2月6日に韓国入りをし、1週間後の2月12日に北朝鮮に戻りました。

 


出典:韓国青瓦台ホームページ

 

わざわざ今回の韓国公演のために作られた三池淵管弦楽団ですが、北朝鮮のそれぞれの芸術団から最高の人材を集めて作られたもので、その目的は政治的な宣伝を行うことでした。

その目的からしても、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏が団長となった理由がわかりますね。

 

三池淵楽団と少女時代ソヒョンさんの公演の動画
北朝鮮の音楽楽団である三池淵楽団(三池淵管弦楽団ではなく、別の楽団)、牡丹峰楽団、そして銀河水管弦楽団のメンバーたちは、みな芸術家出身であり、5歳の頃から英才教育で育てられたエリートだと言われています。

続いて、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏の結婚相手について、なれそめや夫は誰なのか見てみましょう。

 

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玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏の夫との結婚のなれそめは?夫は誰?

玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏は結婚しており、韓国の北朝鮮戦略情報サービスセンター代表によると、彼女の夫は北朝鮮の高位軍官だということです。

この人物は昔から金正恩(キム・ジョンウン)氏と深い関りがある人物です。

 

金正恩(キム・ジョンウン)氏は幼い頃から外国に留学をし、海外での生活が長かったため、北朝鮮軍の内部事情には疎かったところがありました。

そこで、金正恩氏の父、金正日(キム・ジョンイル)は息子に軍隊の内部事情を把握させるため、金正恩氏の身分を隠し、階級が一番低い兵士として入隊をさせたことがありました。

その時期に金正恩氏を横で暖かく見守り、面倒をよく見ていた上官が、現在の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏の夫である人物です。

 

金正恩(キム・ジョンウン)氏は当時自分の面倒を見てくれたその上官を信頼しており、自分が権力の座に就くと、その上官を高速で昇進させ、高位の幹部に任命しています。

玄松月氏は昔から金正日氏にとてもかわいがられており、金正恩氏とは親しい間柄でした。

そのため、金正恩氏は、信頼を置いているかつての上官と玄松月氏との結婚を勧めたと言われています。

 

もともと金正恩氏との縁があった玄松月氏の夫ですが、結婚後の現在でも金正恩氏からの信頼はあつく、直接連絡することができる 「直通電話」を持っているとのことです。

 

玄松月氏は個人的にも夫を通しても、金正恩氏と非常に親しい関係にあり、北朝鮮でも多大な権力や影響力を持った3人の女性のうちの一人となっています。

 

まとめ

平昌五輪に際して韓国を訪問した三池淵(サムジヨン)管弦楽団ですが、今回団長となった牡丹峰(モランボン)楽団団長の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏について、プロフィールや年齢、経歴、現在、そして北朝鮮での彼女の役割や夫について調べてまとめてみました。

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