大人気マンガ『名探偵コナン』の作者、青山剛昌さんが療養と充電のため、現在連載のマンガの長期休載をすることがわかりました。
出典:Wikipedia「青山剛昌」
マンガ家というのは精神的にも体力的にも非常にきついお仕事ですが、しばらくゆっくりと療養に専念できるといいですね。
ファンにとってはもちろん残念な話ですが、その間に青山さんのこれまでの作品をもう一度じっくり読み直すのもいいかも知れません。
それにしても、あれだけの人気マンガ家なら、収入は相当多いはず!
どのくらいの年収なのか、調べてみました。
また、他の人気マンガ家ってどのくらい稼いでいるの?
ということで、青山剛昌さんや他の人気マンガ家の年収もまとめてみました。
青山剛昌の年収
アニメ化や映画化でもそれほど儲からない!?
青山剛昌さんの作品の代表作といえば、やはり『YAIBA』と『名探偵コナン』でしょう。
特に『名探偵コナン』は1994年から連載が開始され、もう20数年も続いている大ヒットマンガです。
更に、『名探偵コナン』はアニメ化もされていて、テレビ番組や映画にもなっていますし、そちらの収益も凄そうです。
調べたところ、意外にも、マンガがアニメ化されたり映画化されても、原作者はそれほど貰えないのだそうです(!)
アニメ化や映画化されたら、それこそ膨大な収入が入って来るようになるものだと思っていたのですが、そうではないようです。
例えば、映画『海猿』の原作者、佐藤秀峰さんによると、テレビアニメは1クールで大体100万円から200万円ほど、映画でも1作品200万円前後が原作使用料として支払われるそうで、これが相場のようです。
ただ、これは映画の売れ行きと交渉次第で、大きく変わることがあるようです。
実際、佐藤秀峰さんの場合は交渉の結果、『海猿』3作目からは10倍の原作使用料に跳ね上がったそう。
・・・交渉って大切ですね・・・。
佐藤秀峰さんの場合、もともとの相場に納得が行かなかったらしく、それで自分でしっかりと正式に交渉したそうです。
いずれにしろ、一般的にはアニメや映画の成功があっても、普通は相場は100万円から200万円ほどとなっているようです。
ただ、それでもアニメや映画の方が話題になれば、それで「原作を読んでみたい!」と思う人が増えるのは間違いないですね。
そういった意味で、アニメや映画が作られて話題になればなるほど、原作のマンガの方も注目を浴びてより売れるようになる、と言えますね。
では、マンガの印税ってどのくらいなのでしょうか?
マンガの印税の相場は?
マンガの印税は相場では大体、発行部数の10%だそうです。
とは言っても、これは出版社と作者の間で決められることなので、人により5%~10%と幅があるようです。
ただ、『名探偵コナン』はこれほどの大ヒット商品ですから、10%前後ではないでしょうか。
2017年の時点で発行部数は2億冊を超えているとのことですから、これだけでも、かなりの印税になりますね。
また、コナンの関連グッズなども売れればその分収益が上がりますしね(ただ、映画関連のグッズだと、これまた別途交渉が必要のようです)。
ちなみに、番組『世界一受けたい授業』ではよくコナンの着ぐるみが登場しますが、あれも使用料などが支払われているのでしょう。
もろもろ合わせると、青山剛昌さんの年収は少なく見積もっても軽く数億円はあると言えそうです。
これが毎年毎年ですから、もう桁違い、ただただ凄いとしか言えないですね!
それでは、ワンピースやドラゴンボールの作者など、他の大人気マンガの作者はどのくらい稼いでいるのでしょうか?
気になりますね。
早速、見てみましょう。
あの人気マンガ家の年収はどのくらい?
人気マンガ家の推定年収です。
ワンピースなどの作者、尾田栄一郎さん・・・31億円
[楽天市場・ONE PIECE ワンピース 全巻(1〜88巻)/ 尾田栄一郎]
ドラゴンボールなどの作者、鳥山明さん・・・15億円
NARUTOなどの作者、岸本斉史さん ・・・10億円
[楽天市場・NARUTO -ナルト- 全巻(1〜72巻) /岸本斉史]
いやあ、桁がもう凄いですね・・・。
手取りで考えても、例えばワンピースの作者、尾田栄一郎さんは年収約17億~19億円にもなるそうです。
一生の間に稼ぐお金ではなく、年収です、年収・・・!
これほどのお金が毎年入って来るとなると、どんな気分なのでしょうか。
上の3名以外にも、年収が億を超えている作者は結構多いようですが、だからと言ってマンガ家はみな高収入かと言うと、そうではないですね。
こればっかりはマンガの売れ行きにかかっているので、まさに実力勝負の厳しい世界だと言えるでしょう。
ほかの人気マンガ家で言えば、矢口高雄さんもあげられますね。
現在、『マタギ』が異例の重版ということで話題になっています(矢口高雄の年収は?『マタギ』『釣りキチ三平』の漫画家の意外な姿とは?)。
また、マンガ家というのは人気になればなるほど、とにかく多忙で大変のようです。
『ワンピース』の尾田栄一郎さんも睡眠時間は1日2時間程度しかないそうで、売れっ子マンガ家になればなるほど、睡眠時間を削らざるを得ない人が多いそうです。
そういった生活を続けていれば、どうしたって体を壊してしまいやすいですね・・・。
『コナン』の作者、青山剛昌さんも、この機会に十分に療養に専念し、これまでの疲れやストレスが軽減されるといいですね。
そしてまた、元気になって連載が再開される日が楽しみですね。
まとめ
『名探偵コナン』の著者、青山剛昌さんの年収について、そして他の人気マンガ家の年収についてまとめてみました。
売れっ子マンガ家になればなるほど大変そうですが、みなさんいつまでも元気でいてほしいですね!